【羽子板】江戸押絵振袖梅刺繍金襴コンパクトガラスケース入り羽子板セット

明るいケヤキ色のコンパクトなガラスケースに、落ち着いた朱赤と紺色の金欄衣装の押絵羽子板をセットいたしました。
とても小さなサイズながら、手抜きのない本格的な羽子板飾りです。
飾るスペースがなく、お手軽に羽子板飾りを楽しみたい方にぴったりな逸品です。

「どこにでも飾れる」をコンセプトに、洋室、和室、玄関先などどんなお部屋にも綺麗に飾れる羽子板ケースです。
この羽子板は真綿を包んだ小さいパーツを丁寧に立体的に重ねあわせて作り上げる「伝統工芸江戸押絵技法」を用いています。
色合いのはっきりした濃紺と淡い朱赤の最も伝統的な配色を組み合わせ、春らしい可愛い桜柄と、金糸と銀糸の上品な梅花柄を衣装の柄に織り込み、お祝い事にはとても相応しい素敵な押絵羽子板に仕上げました。
また従来の押絵羽子板に多く見られた両袖の袂の部分の貧弱さを補うため、その部分を大きく広げた「振袖式」に改良。朱赤と濃紺の左右の色合いのコントラストも美しく、見る人誰もがその豪華さを堪能することでしょう。
羽子板サイズは２０センチほどしかないのですが、小さくても手の込んだ造りは一級品です。

羽子板本体は、本格的な桐板を使用し、上部は空間がゆったりと見えるように丸くラウンドさせました。
お顔は絹の下生地の上から一筆一筆丁寧に描かれた手書きの面相を採用。目元には「ぼかし」を用いた高度な技術を取り入れ、淡いベージュの金欄バックが上品なお顔立ちをよりはっきり映し出します。
超極細のスガ糸で結われた黒髪には、立体パール風揚げ簪や、ピンクの可愛い花飾りで装飾し、手にはエンジ色の正絹飾り紐と青と黄色の花飾りがアクセントになり、豪華な羽子板飾りを引き立てます。

ケースにはコンパクトで飾りやすい、明るいケヤキ色の木製ガラスケースを採用。
柱を少し細めに細工し、中身の羽子板をよりはっきりと見えるように工夫いたしました。
バック板にもピンクと黄色のぼかしが程よく入って、上品さを醸し出しています。
どんなスペースにでもお気軽に飾れる可愛い羽子板ケース飾りです。

秀光人形工房の羽子板飾りは全品日本国内生産品です。全てが職人による手造り品です。
細かな仕上がり具合が全く違い、お顔の筆の入り方や筆の入れ工数、隅々まで行き届いたこだわりの造りなど、国内の職人ならではの手工芸を堪能していただけます。
春の福を呼び寄せるとされる羽子板は、邪気を跳ね除け、お子様の健やかな成長を願うお守りとして、末永く飾っていただきたい由緒ある日本の伝統工芸品です。