お雛さまができるまで

まずはイメージと生地選び

秀光人形工房では、全ての工程を職人の手作りで製作しています。
沢山の生地の中からメインの金欄生地を決めたら設計図をつくり、形に合わせて布を裁断します。

はかま、襟(えり)つけ

藁でつくった芯に赤いはかまを履かせてから、襟を重ね合わせます。
何十年経っても着崩れないように、襟つけは慎重に。

お雛さま本来の作り方を忠実に

美しい段々をつくるように裾(すそ)を重ね着させていきます。
襟や裾、袖(そで)などの着物を_それぞれ分けてつくり、着付けながら完成させる工程は古来から伝わったもの。秀光人形工房では、伝統的な工程を守っています。

着付けは職人の腕のみせどころ

一番上にきる着物を縫い上げ、天然の木綿わたで形を整えながら着付けていきます。
最後にもばかまなどの装飾をつくり、全てのパーツを合体させていきます。

お殿さまも同じように、丁寧に

お殿様も同じように襟を重ね、束帯と呼ばれる着物を着せていきます。

できあがり

出来上がった着物との相性をみながら頭(かしら)を選び、頭をさします。
こうして、全て手作業で秀光人形工房のひな人形が出来上がります。